キーワードの選び方「SEO戦国時代」
戦わずして勝つ方法

キーワードの選び方SEO

目次

アフィリエイトで稼ぎたいと思うなら、「キーワードの選び方の真理」を知らなくてはならない。

真理とは「何者にも隠されていない事の本質」ということだ。つまり、巷で溢れるマーケティングのテクニックやいわゆるデータというものだけでは知ることのできない「本質的なこと」を知ることが必要だ。

このページでは、アフィリエイトのプロと言われる人たちがどのような考え方でキーワードを選んでいくのか、その一部始終を全てお伝えしていく。

おそらく、この「猛烈スイッチ!」で最も長いページになると思うが、このページはどのページよりも真剣に時間をかけて読んでいただきたい。なぜなら、あなたがアフィリエイトで稼ぐ上で最も重要な部分だからだ。

また、アフィリエイトをしている間は常にキーワード選びの壁にぶつかり続けると言ってもいい。そんな時もこのページに戻ってきてあなたのアイデアの肥やしにしてほしい。

アフィリエイトはキーワードの選び方が命

なぜアフィリエイトはキーワード選びが大切なのか。

それは「検索エンジン」が存在するからだ。そして、その検索エンジンは「相対評価」をするロボットだ。

「相対評価する」とは
「A」サイトよりも「B」サイトの方がユーザーのニーズに応えている
だから「B」サイトを「A」サイトよりも上に表示させよう。

といった働きを検索エンジンはするのだ。

そしてその「ユーザーのニーズ」こそが「キーワード」だ。

ユーザーは調べたい事柄を言葉にし検索窓に入力する。その時に使われるのが「キーワード」だ。検索クエリともいう。

検索エンジンは基本的に、ユーザーが入力したキーワードに対し、最も適切な答えが書かれたWEBページを最上位に表示する仕組みになっている。

しかしそれはつまり、

同じキーワードを狙ったWEBサイトが複数あるならば、そこに競争が生まれ、必ず優劣がつけられる

ということを同時に意味している。

その優劣をつける判断基準は以下のような項目から成り立っている。加点式で総合点が高いサイトほど上位表示される仕組みだ。

詳しくは別のページで紹介するが評価項目の一部を紹介しておく。

  • タイトルにキーワードは入っているか
  • 本文内に自然な形で適量のキーワードが入っているか
  • コピーではないオリジナルのコンテンツか
  • 不自然な外部リンクはないか
  • 大見出しや小見出しを活用しユーザーが読みやすいページか
  • サイト内のコンテンツと関連性はあるか
  • URLにキーワードは使用されているか
  • 画像にはALTタグが使用されているか
  • ドメインの年齢
  • 自然な外部リンクの数と質
  • ユーザーの滞在時間はどれくらいか

ごく一部でしかないが、このような項目を1つ1つチェックし、総合点で優劣を決めている。

この段階では「上記のような評価項目によって優劣をつけられている」ということだけを理解していただき、話をキーワードの選び方に戻す。

キーワード選びは最強の敵を想定せよ!

まず「上位表示されればとんでもなく稼げるキーワード」は実在する。しかし、当然そのようなキーワードはライバルが多い。

ライバルが多いからといって諦める必要はないが、成果を出すには先ほどの評価項目を全てクリアするようなサイトを作らなくてはならない。

しかし、同時に「ライバルサイトも同じように全てクリアするようなサイト作りをしている」ということも前提にしておかなければならない。

ゲーム理論はご存知ですか?

ちょっと話はそれるが、ライバルサイト対策で役立つゲーム理論について触れておく。

ゲーム理論は「チェス必勝法の研究」から生まれた理論だ。経済学などにも大きな影響を与えている理論でもある。

残念ながら私はチェスはわからないので、代わりに将棋で簡単に説明させていただく。

将棋は敵も自分も同じ将棋盤を見ながら、相手の「王」を取り合うゲームだ。相手の動きが完全に見える状態で戦っているということだ。

しかし、それでも必ず勝敗はつく。なぜなら、相手には見えない「思考する力」が人間にはあり、その力の差で勝敗がつく。

そして、勝つための秘訣はただ一つ「思考する力を使って、相手よりも多くの不安要素を予想し、それに対して最善の行動を起こすこと」だ。

つまりゲーム理論の結論は「相手の動きを予想できるだけ予想し、その予想した動きに対して最善の一手を打つ」ということだ。

ということは、「相手の思考する力を見くびらない人」が勝利する確率が高いということになる。

「どうせ、相手は2手先くらいまでしか考えていないだろう」という、相手を見下した考えでは負けるということだ。

ゲーム理論をまとめて簡単に書くと以上のようになる。

しかし、実際のビジネスでこの理論を活かすには想像以上の努力が必要になる。将棋盤のマス目はもっと多く、駒の種類も無数にあり、相手も1人ではないからだ。

しかし、残念ながら「競争に勝つ」ことを目標とするなら、あなたはその他の人よりも優れていなければならないのが現実だ。

ライバルが多いキーワードで戦っていくのであれば、Googleの評価項目全てをクリアするのはもちろん、その中でNo.1にならなければならない。

まずは楽に勝て!

まず、あなたがアフィリエイト初心者、もしくは成果が出ずに伸び悩んでいるのであれば、まずは「上位表示されればとんでもなく稼げるようなキーワード」からとりかかるのはおすすめしない。

なぜなら、そのようなキーワードが短期間では成果が出ないからだ。

アフィリエイトは成果が出ないとモチベーションが上がらない。モチベーションが上がらないと作業を怠り、当然成果は出ない。

つまり、あなたが今からやるべきことは

「成果の出しやすいキーワードでコンテンツを作る」

ということからだ。

できる限り、駒やマス目や相手の少ない将棋から始めるということだ。

ただし、ここで心配していただきたくないのは、「稼げるキーワードを諦めたわけではない」ということだ。

ドラゴンクエストで例えるなら、「まずはスライムなどの弱い敵を倒し、武器や防具や経験値を増やし、レベルアップしながら最終的には大ボスを倒す」といった流れだ。

さすがの勇者も、レベル1では大ボスは倒せないということだけの話だ。武器や経験値によって倒せるようになる。心配はいらない。

本当に検索エンジンはユーザーのニーズに応えているのか?

さて、話は少し戻るが、冒頭でお話しした「真理」について書かせていただく。

「最も適切な答えが書かれたWEBページを最上位に表示する仕組み」

だが、本当だろうか?

本当に検索エンジンはユーザーのニーズに応えているのだろうか?

この疑問についてお話ししておきたい。

先に結論を述べると以下の通りだ。

検索エンジンで上位表示されたものがユーザーのニーズに応えたことになる。

インターネットで何かを調べたい時、グーグルやヤフーなどの検索窓でその調べたい言葉を入力しEnterキーを押す。そして、検索結果として表示された無数のWEBページから最も調べたいことの答えが書かれていそうなページを開く

しかし、そのページに書かれていることが「正しい答え」かどうかは実はわからない。それはどういうことか、それは以下の例の通りだ。あなたもこのような経験があるのではないだろうか。

①ユーザーは「おすすめ ノートパソコン」と検索する。

②検索順位1位に表示された「おすすめのノートパソコンはこれだ。」というページを開く。

③そこには、筆者が思うおすすめのパソコン5台が紹介されている。

④もっともらしい説明と「いいね!」が多かった。だからそれを信用してユーザーはその5台の中から1台のパソコンを買う。

⑤そのユーザーは、おすすめ5台以外のノートパソコンについてさらに調べるということは面倒なのでしなかった。

⑥それでも、検索順位1位に表示されているページを信用してノートパソコンを購入した。

正しい選択だったかもしれないが、間違った選択だったかもしれない。それは次のパソコンを買うまでは比べようがない。

人が物を買うという行動は実は意外と曖昧なものである。正しいか間違っているかは最重要ではない。本人がその選択を正しいと「思ったか」「思わなかった」の違いにしかすぎないのだ。

しかし、これがインターネット上で起きている現実だ。いや、インターネットに限らず全てのビジネスはこれが当てはまる。

会議で声のでかい奴の意見が通りやすいのと同じような原理だ。

検索順位は「期待感」を与え、「面倒くさい事」を無くしてくれる

「正しいか間違っているかは問題ではなく、正しいと思った」で人はモノを買う。その心の動きに大きな影響を与えている要素の一つが「検索順位」だ。

検索順位は「期待感」を与えると同時に「面倒くさい事」を除いてくれる。

検索順位への期待感

「検索順位が高いほど、自分が必要としている情報を得られるはずだ」という期待度が高い。

ユーザーは、数あるWEBサイトの中から1番上に表示されているから、正しい答えが書かれている可能性が高いと判断する。そして、もしそのページにそれなりの答えが書かれていればそれを信用する。

もし、検索順位1位のページに答えがなかったとしたら、2位3位とページを開いて答えを探していく。少なくても検索結果の1ページ以内に表示されている10ページの中で答えを探そうとする。

アメリカのWEBマーケティング会社「Optifi,inc.」が2010年に単一キーワードで調査した検索順位ごとのクリック率は以下の通りだ。

アフィリエイトキーワードの選び方

1位「36.4%」2位「12.5%」3位「9.5%」となり3位までで約60%を占める結果になっている。そして、1ページ目つまり検索順位10位以内のページがクリックされる確率はなんと約90%だ。もちろん、キーワードによってそのクリック率は変動するが、他のキーワードでもおおよそこのような結果になることは間違いない。

つまるところ、あなたがWEBサイトを作ってアフィリエイトで稼ごうと思うなら、少なくても1ページ以内には入っていないと「話にならない」と言ってもいい。

面倒くさい事を除いてくれる

そもそも、インターネットの役割は「世の中を便利にする」ために存在する。もちろん、インターネットによって「今までなかった犯罪が増えた」などという弊害もあるが、うがった見方をせず素直に捉えれば便利なものだ。

そして「便利」ということは「面倒な作業をしたり、時間が無駄にならない」ということだ。その便利なインターネットをさらに便利にしたのが「検索エンジン」というツールだ。

さらに、検索エンジンは日進月歩で進化しており、そのことを多くのユーザーが直感的に感じれるような時代になった。つまり「上位表示されるものが自分が探している答えに近い」ということを、誰に教わるわけでもなく肌で感じているのだ。

そして、人間は面倒なことが大嫌いだ。できる限り、調べ事にかける時間は短い方がいいと思っている。

なぜなら、調べることが重要なのではなく、出てきた答えを使って自分が抱えている問題を早く解決するのが目的だからだ。

もし、調べたいことの答えが10ページ目や80ページ目に隠れていたとしたら、ユーザーが調べる時間は膨大になってしまう。

もし、歯が痛くて近所の歯医者を探したい時、例えば「歯医者 渋谷駅」で検索した時に「87ページ目でやっと駅前の歯医者が見つかった」では、気が狂いそうな程のイライラに襲われることだろう。

ところが、現代の検索エンジンは非常に優れている。調べたいキーワードを入力してEnterキーを叩けば、余計なページは後回しにしてユーザーに最も適したページを上位表示させるような仕組みになっている。

「検索順位」があることで、調べる時間や面倒な操作を省略することができているのだ。そうなるとやはりあなたのWEBサイトは「面倒くさい場所、つまり2ページ目以降にあるページ」では話にならないのである。

上位表示こそアフィリエイトで成功する王道

上記2つの「検索順位への期待感」「面倒くさい事を除いてくれる」が検索エンジンの役割だ。そしてまたユーザーもそのことを知っているし、そこで得た情報を信用したいと思っている。

したがって、あなたがこれからアフィリエイトをしていくのであれば、ユーザーに正しい選択だったと思ってもらわなくてはならない

つまり、目指すところは、ずばり「検索結果で上位表示されること」だ。

しかし、まずはどのキーワードで検索された時に上位表示させたいのかを明確にしなくてはならない。

ここからが本題だ。具体的なキーワードの選び方について説明させていただく。

キーワードの選び方

キーワードの選び方の説明をしていきたいが、ホームページやブログを作ったことのない人はこんな疑問を持つのではないだろうか。

・WEBサイト全体のキーワードのことを言っているの?
・1ページごとのキーワードのことを言っているの?

まず、WEBサイトの仕組みを簡単に理解する必要がある。以下の図を見て欲しい。

キーワードの選び方サイト図解

文字が小さくて分かりにくい部分があるかもしれないが、このサイトの構成は以下の通りだ。

  • サイトタイトル:おすすめ本.COM
    • カテゴリ1:ビジネス書
      • コンテンツ1:営業スキルを磨くビジネス書10選
      • コンテンツ2:会計を覚えてもっと稼ぐためのおすすめ本
      • コンテンツ3:マーケティング本ならこの5冊
  • カテゴリ2:哲学書
    • コンテンツ1:やる気が出る哲学書7選
    • コンテンツ2:悩みが解決!西洋哲学が分かる本
    • コンテンツ3:仏教の教えがみるみる分かる仏教本厳選3冊
  • カテゴリ3:小説
    • コンテンツ1:死ぬほど泣いた!おすすめ小説3冊
    • コンテンツ2:子供の教育に最適!感動の小説5冊
    • コンテンツ3:映画化された小説10冊

基本的なWEBサイトの構成は上記の例のようにサイトメインタイトルに「おすすめ本.COM」、カテゴリは「ビジネス書」「哲学書」「小説」、そして各ページのそれぞれにタイトルが付けられコンテンツの中身を閲覧するといった仕組みになっている。

サイトタイトルの決め方

この中で最も大きなくくりとなるキーワードは「おすすめ 本」だ。月間検索回数は12000回とまずまずの人気キーワードだ。

WEBサイト全体のパワーを使って狙っていくキーワードは「おすすめ 本」となる。しかし、このキーワードで上位表示させるにはサイトタイトルを「おすすめ本.COM」にしたからといってすぐに上位表示されるわけではない。

WEBサイトに含まれるコンテンツ全てを総合して「おすすめの本を紹介しているサイトなんだな」と検索エンジンに理解してもらうことで初めて上位表示される。

しかし、狙いたいキーワードをサイトタイトルに使用することは非常に有効だ。

サイトタイトルの決め方には2つの考え方がある。

1、狙いたいキーワードをずばり入れる。
2、ブランディングするために覚えやすいキャッチーなタイトルをつける。
狙いたいキーワードをずばり入れる

1の狙いたいキーワードをズバリ入れる理由は簡単だ。ユーザーが「おすすめ 本」と検索した時に「おすすめ本.COM」と表示されれば「おすすめの本を紹介しているサイトだ」とすぐに分かる。

また、検索エンジンは、サイトタイトルにキーワードがズバリ入っていることで優先的に上位表示させる一つの要因として扱ってくれる。

もし、あなたがアフィリエイト初心者ならば、この方法が最適だ。

ブランディングするために覚えやすいキャッチーなタイトルをつける

これは少し難易度の高い方法だ。

例えば、おすすめの本を紹介するWEBサイトのタイトルを「ブックリしたなぁもう!」という変化球ぎみのものに決めたとする。

このタイトルの狙いは「ダサい!」「かっこ悪い!」「古い!」「面白い!」「つまんなーい!」といった、人の感情を少し揺さぶることだ。

どんな感情だろう構わない。人は感情と一緒に覚えたことは忘れにくいからだ。

もし、この印象付けがうまくいけば、そのユーザーは次のおすすめ本を知りたい時「ブックリしたなぁもう」と検索するようになる。

そうなれば、キーワード戦争に巻き込まれることはなくなり「戦わずして勝つ」といった状態になる。

これがサイトタイトルのブランディングだ。

しかし、デメリットがある。それは「時間と手間がかかる」ということだ。

どんなに心に残るサイトタイトルだとしても、中身のコンテンツが充実していなければ名前負けするだけである。中身を読んで「なんだ、内容もダサいのね」となれば、逆効果だ。二度とそのユーザーは訪れなくなる。

しっかりとしたサイト構成やコンセプトを考え、コンテンツを充実させる自信と覚悟があるならチャレンジしてみよう。

カテゴリ名はどのようなキーワードにするか

カテゴリ名はずばりそのままで良い。ライバルサイトが多いからといって敬遠しなくても良い。狙いたいキーワードをそのまま入れよう。

「ビジネス書」や「小説」といった単一キーワードはいわゆる「ビッグキーワード」にあたる。

何のためにそのキーワードを検索したのかはこちらでは分からないが、ユーザーは「ビジネス書」に関する何かを知りたいのだ。

インターネットを使いなれている人はこのような検索をする人は少ないはずだが、慣れていない人はこのように漠然としたキーワードで検索する。しかもその他2単語以上の「複合キーワード」より検索数があるのが特徴だ。

カテゴリ名に狙いたいビッグキーワードをずばり入れる理由だが、「カテゴリページが検索エンジンによって表示される」からである。

カテゴリページとは以下のようなページのことをいう。

キーワード選び方カテゴリ名

このページはカテゴリ内にあるコンテンツの一覧を表示する目次のようなページだ。つまり「ビジネス書」というカテゴリのトップページにあたる。

この場合、ビジネス書に関するコンテンツ3つが「ビジネス書」というキーワードにパワーを与えていることになる。

つまりビジネス書に関するコンテンツが充実すればするほど「ビジネス書」というカテゴリ名が検索エンジンに評価され、上位表示するようになる。

これはロールプレイングゲームで「経験値」が上がってレベルアップするようなものだ。

だから、ライバルが多いからといって敬遠するのはもったいない。堂々と狙いたいキーワードを入れれば良い。

いずれそのカテゴリ内のコンテンツが充実していけばレベルアップし、上位表示される日が訪れる可能性があるからだ。

各コンテンツのキーワード選び

そして、一番重要なのが、各コンテンツごとのキーワード選びだ。

もちろん、WEBサイト全体が「おすすめ 本」で上位表示されることも需要だが、ユーザーは「おすすめ 本」と検索するとは限らない。

むしろ、それ以外の「複合キーワード」で検索される数の合計の方が多い。

ツールを使ったキーワードの選び方

では、ここで一つキーワード選びの参考になるツールを紹介しておこう。

Googleキーワードプランナーだ。

Googleキーワードプランナーを使うと以下のことがわかる。

1、そのキーワードの月間検索回数
2、そのキーワードに関連するキーワード
1、そのキーワードの月間検索回数

例えば「おすすめ 本」と検索する人は月間で何人いるかを教えてくれる。何も設定を変えなければ過去1年間の総計を12ヶ月で割りその平均値を表示してくれる。

2、そのキーワードに関連するキーワード

「おすすめ 本」に関連するキーワードとその検索回数を教えてくれる。別のコンテンツを作る上で参考になる。

実はこのGoogleキーワードプランナーは本来「Google AdWords」という広告サービスを利用する時に、広告主が検索回数などのデータを参考にするために作られたものだ。

googleで検索すると上部や右サイドバーに広告が表示されるがこれが「Google Adwords」だ。検索エンジンとは関係なく「入札単価が高いほど上位表示される仕組み」だ。

このような広告をPPC広告と言うが、今のあなたには「関係のないこと」だと思ってもらってよい。

上記2つの項目以外にも様々なデータが表示されるが、王道のアフィリエイトで使える情報は「月間検索回数」と「月間検索回数」だけだと考えてよい。

PPC広告を利用したアフィリエイトもあるが、広告料と報酬のバランスつまり利益を出すための戦略は非常に複雑になってくる。また、ランディングページといって「商品を買わせる」ノウハウも学ばなければならない。

いずれ、この猛烈Switch!でも紹介していくが、まずは王道のアフィリエイトに集中してほしい。なぜなら広告費がかからず長期間稼ぎ続けることができるからだ。

さて、話は戻してGoogleキーワードプランナーの使い方についてご紹介していく。

Googleキーワードプランナーの使い方

Gmailアカウントの取得方法でGoogleのアカウントを取得した方なら、そのIDとパスワードで利用することができる。もちろん無料だ。

ログインすると以下のような画面が現れる。

キーワード選び方プランナー1

赤枠の部分をクリックすると入力画面が表示される。以下の通りだ。
キーワード選び方プランナー2
練習のために、赤枠で囲った部分に「おすすめ 本」と入力して「候補を取得」のボタンをクリックしてみよう。ちなみに「おすすめ」と「本」の間はスペースを入れよう。

キーワードプランナー使い方

赤枠の「キーワード候補」をクリックすると上記の表示と同じになるはずだ。

「月間平均検索ボリューム」の項目を見れば、「おすすめ 本」の月間平均検索回数は「12000件」だということがわかる。(2015年3月時点)

そして、「キーワード(関連性の高い順)」を見れば、関連するキーワードは何か、また検索回数が何回かを知ることができる。

ちなみに「月間平均検索ボリューム」の文字の部分をクリックすると、検索回数が多い順・少ない順に並び変えることができる。

検索回数が多い順に並べた時、1位に表示されるのが「漫画 おすすめ」だ。なんと「74000件」もある。そして、2位は「おすすめ 漫画」で「49500件」だ。

キーワードが入れ替わっただけだが、これは「おすすめの漫画」をインターネットで調べる回数は合計で月間「123500件」もあることを示している。

もし、「おすすめ 漫画」のキーワードで上位表示できたら、楽天かAmazonで売られている漫画本をアフィリエイトするだけでかなりの報酬が得られそうだ!

このようなヒントを与えてくれるツールがGoogleキーワードプランナーだ。

もう一つのツール「Googleトレンド」

そして、もう一つキーワードを選ぶ際に参考になるツールを紹介させていただく。それは「Googleトレンド」だ。

Googleトレンドは過去11年間まで遡ってそのキーワードの検索数を教えてくれる。もちろん設定を変えれば直近30日のトレンドなどを知ることもできる。

まずはGoogleトレンドにアクセスしてみよう。IDやパスワードは必要ないオープンツールだ。
キーワード選び方googleトレンド
練習で赤枠の部分に「おすすめ 漫画」と入力しEnterキーを押してみよう。すると以下のような画面が表示される。
キーワードトレンド使い方
2004年から2015年までの期間に「おすすめ 漫画」というキーワードがどれくらい検索されたかをトレンドグラフにしてくれる。

このキーワードの場合、2010年頃から急激に検索回数が増えていることがわかる。

ここで「なぜ?」と、思った人はマーケティングの素質がある。その「なぜ?」がアフィリエイトのキーワード選びにとても重要になってくるからだ。

私もこの結果を見て「なぜ?」と思ったので、自分なりに仮説を立ててみた。

私の仮説は、

「スマホの普及によって若い世代がインターネットで検索する機会が増えたのでは?」

だ。

そう思ったので今度はGoogleトレンドで「スマホ アプリ」と入力してみた。これは「スマホアプリの検索回数の増加と、スマホの普及率が一致するはずだ」と考えたからである。

結果は以下の通りだ。
googleトレンドキーワード
「あれ?」と思った。

確かに、「おすすめ 漫画」と似たような曲線を描いているが、スタートの時期がおかしい。2010年頃から上がっていることを予想したのだが、2011年より後から急激に伸びている。

この仮説は間違っていたのかとも思った。だが、「スマホ」は略語なので「スマートフォン」ではどうかと思い「スマートフォン アプリ」で再度チェックしてみた。結果は以下の通りだ。
グーグルトレンド使い方
これを見て、納得できた。

スマートフォンが出始めの頃はちゃんと「スマートフォン」と皆が呼んでいた。しかし「スマホ」と略するようになったことで「スマートフォン」と検索する人が2012年頃を境に急激に減少しているのだ。

よって、私の仮説はおおかた正しそうだ。

「おすすめ 漫画」というキーワードはスマートフォンの普及によって、若い年代層がインターネットで検索する機会が増えた。

なんてことが分かる。

このようなデータを見ることで世の中の動きやニーズの変化などを知ることができる。その動向を元にキーワード選びに活用することができるということだ。

ちなみに今回わかった《「おすすめ 漫画」というキーワードはスマートフォンの普及によって、若い年代層がインターネットで検索する機会が増えた》というヒントを元にキーワードを選ぶしたら私ならこうだ。

大人がハマるおすすめ漫画はこれだ!
おすすめ恋愛漫画はこの3作品!

主に10代後半〜30代前半の若者に向けたコンテンツを考えてみた。

10代後半となれば自尊心も生まれ自分を大人と自覚し始める時期だろう。また、若い女性特有の悩み「恋愛」に関する漫画をおすすめするコンテンツもニーズがあると考えたからだ。

このように、グーグルの2つのツール「キーワードプランナー」と「Googleトレンド」を利用するだけで、どんどんアイデアが浮かんでくるはずだ。

あなたならもっといいキーワードを見つけることができるかも知れない。

だが、このツールを使ったキーワード選びで満足してはいけない。

この程度のことは普通のアフィリエイターでもやっていることだ。ここからはこのページの最大のテーマ「戦わずして勝つ!」キーワードの選び方をお伝えしていく。

あなただけが気がつく、戦わずして勝つキーワードの見つけ方

今まで紹介してきたことは、データに基づいたキーワードの選び方だ。しかし、競合ひしめくアフィリエイトの世界で稼ぎたいのであれば「最終兵器」を持っていなくてはならない。

その最終兵器とはあなたの頭脳だ。

大多数のアフィリエイターでは簡単に思いつかない隠れたキーワードを見つける必要がある。

ちなみに大多数のアフィリエイターとは、上記で紹介したツールを利用しキーワードを選んでいる人たちのことだ。このようなアフィリエイターが全体の大部分を占めていると思ってよい。

皆、同じツールを使っているので、同じキーワードの競争が生まれるのは当然のことである。報酬単価が高く人気のあるキーワードは戦争状態だ。

だから、その戦場の中に武器も持たずに最初から挑むのはあまりに無謀すぎる。しっかり武装し、鍛錬を積んだ兵隊たちが揃ってから挑むのが定石だ。

とはいえ、そのような競合の多いキーワードを諦めるているわけではない、ということは「カテゴリ名はどのようなキーワードにするか」で述べたとおりだ。

鍛錬を積んだ兵隊たち、つまり「ユーザーに役立つコンテンツ」が増えていけば、いつの間にかその戦場を占拠することに成功するだろう。

さて、最終兵器のあなたの頭脳を使ったキーワードの選び方に話しを戻させていただく。

ユーザーのあらゆるニーズや悩みをもっともっと考え抜け!

キーワードプランナーなどでは、ある程度検索数が多いキーワードしかデータとして表示されない。

「おすすめ 漫画」というキーワードが検索回数が多いことは分かってもユーザーの本当のニーズを知ったことにはならない。

ユーザーの本当にニーズを知るには以下の問いが必要だ。

なぜ、そのユーザーは「おすすめ 漫画」と検索したのか?

そのユーザーが検索窓に「おすすめ 漫画」と入力し検索をした「背景」を考えてみよう。

色々な背景は考えられるが、例えば私ならこんな背景を考える。

  1. 子供が漫画家になりたいと言い出した。
  2. 子供の頃から漫画を読む習慣がなかったが、漫画の話題で友人が楽しそうに会話していたのを見て、少し興味が湧いてきた。
  3. 最近、日本の文化の一つとして漫画が注目されている。海外の友達に紹介するにはどの漫画がいいかな?
  4. 好きな人が漫画好き。でも私は漫画音痴。あの子の好きな漫画の面白さはいったいどこにあるのだろう?
  5. ヒットしている漫画はだいたい読んだ。隠れた名作はないかな?

このようにユーザーが「おすすめ 漫画」と検索したのには何らかの理由が存在する。

これらが「おすすめ 本」に隠された、本当の「悩み」や「ニーズ」である。

この本当のニーズに応えるキーワードを探すことによって、あなたは競合が多いキーワードの中でも戦える「最終兵器」を持つことができる。

本当のニーズから生まれるキーワード

では、実際に先ほど私が思いついたニーズを元にキーワード(コンテンツ)を考えてみよう。

子供が漫画家になりたいと言い出した。

  • 子供漫画家するならまずは読ませたい至極の5タイトル
  • 漫画家なるための絵の書き方学べる本一覧
  • 漫画家なるための物語の書き方学べる書籍5選

子供の頃から漫画を読む習慣がなかったが、漫画の話題で友人が楽しそうに会話していたのを見て、少し興味が湧いてきた。

  • 大人がハマる!人気漫画10選
  • 初めて漫画。それならこれがおすすめ

最近、日本の文化の一つとして漫画が注目されている。海外の友達に紹介するにはどの漫画がいいかな?

  • 英語翻訳された日本の漫画本一覧
  • 外国人が選ぶ日本の漫画ベスト5

好きな人が漫画好き。でも私は漫画音痴。あの子の好きな漫画の面白さはいったいどこにあるのだろう?

  • 女性に人気のあの漫画から学ぶ恋愛術
  • 女性に人気のあのキャラクター、モテる秘訣はこの漫画から学べ!
  • 男の気持ちが理解できる!あの漫画の影響は絶大だった!

ヒットしている漫画はだいたい読んだ。隠れた名作はないかな?

  • ヒットしてない隠れた名作漫画。次に読むのはこれだ。
  • マニアックだけど面白い!おすすめしたいこの漫画

このようにツールでは見つけられないキーワードを「本当のニーズは?」と考えることで発見することができる。

競合が多いキーワードで勝負をするならこのようなキーワード発想法を持っていると有利になる。

もちろん、ここで発想したキーワードはライバルがまったくいないかといえばそうとは限らない。しかし、よりライバルの少ない戦場になることは間違いない。

コンテンツの書き方やタイトルのつけ方で、上位表示はさほど難しいことではなくなる。

そして、これら本当のニーズに応えたコンテンツはサイト全体に大きなパワーを与えてくれる

その理由は以下の通りだ。

本当のニーズに応えたコンテンツの意外な役目

本当のニーズに応えるコンテンツを作るとどうなるか。結論は以下の通りだ。

Googleに高く評価され、サイト全体の価値を上げてくれる。

Googleは、キーワード出現数やリンク数だけで評価するわけではなく、「滞在時間」や「口コミ数」なども評価する。

もし、あなたが作ったコンテンツが面白かったり、本当に役立つ情報だとしたらユーザーは「そうそう!それが知りたかったんだ!」と思い、こんなアクションを起こしてくれる。

  • そのページを最後まで時間をかけて読んでくれる。
  • それ以外のページも読んでくれる。
  • FaceBookでいいね!してくれる。
  • Twitterでつぶやいてくれる。
  • ブログで紹介してくれる。
  • 友達に口コミで紹介してくれる。

これらユーザーの動きをGoogleはちゃんと理解してくれる。Googleは「このWEBサイトは人の役に立つ」と判断し「ひいき」にしてくれるのだ。

つまり、競合の多いキーワードで作ったコンテンツも、このようなユーザーから評価されているページがあることで、優先的に上位表示してくれるようになるということだ。

キーワードの選び方〜まとめ〜

キーワード選びの考え方

競合の多いキーワードはサイトタイトル名、カテゴリ名に入れよ!
各コンテンツは「本当のニーズ」を追及せよ!

キーワード選びで使えるツール

キーワードプランナー
Googleトレンド
あなたの頭脳

稼げるアフィリエイターになる確かな17の手順「目次」

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